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イチオシ自学スタイル

 「自学スタイル」とは家庭学習の方法を積極的に実行していくことです。これまでは家庭学習は学校の宿題や復習をするものという考え方が多かったと思いますが、計画を立てて予習型に切り替えていく方法です。この方法は習慣化すると非常に精神的にリラックスした状態で勉強できるようになります。

下の表は難関国立を目指すある高2生B君の週間スケジュールです。

 

朝6時~7時

読書

暗記

読書

暗記

読書

暗記

読書

8時~16時

学校

学校

学校

学校

学校

補習

部活

入試

問題

16時~18時

部活

部活

部活

部活

部活

昼寝

テレビ

宿題

予習

19時~20時

食事

入浴

食事

入浴

食事

入浴

食事

入浴

食事

入浴

食事

入浴

食事

入浴

20時~22時

国語

数学

日本史

世界史

生物

英語

宿題

予習

テレビ

22時~23時

暗記

読書

暗記

読書

暗記

読書

 

 ポイントは、20~22時です。この時間は必ず机に向かう習慣をつけました。今日は月曜なので国語だなと自分で時間を立てるのです。5教科は不得意科目だけでなく、来年のセンター試験を視野に全科目万遍なく実施します。内容は復習であったり、予習であったり様々です。最初はしんどかったですが、これが1カ月続くと次第に楽しくなりました。継続は力です。

 B君がとくに拘ったのは土曜日の宿題・予習です。これは宿題が出たからやるというものではなく、来週の宿題が出るところを前倒しで終わらせておくのです。B君は学校の授業中にはすでに予習して宿題まで終わっている状態を常に保ち続けているのです。

次に注目は、テレビや昼寝などの好きな時間もしっかり確保しており、部活も毎日頑張っていることです。日曜日は何も予定がない時は、入試問題を解いたり、さらなる予習に充てたりします。朝夜の読書により、全ての科目の基礎である読解力と教養力が満たされます。一日ごとに暗記を入れ、気分転換を図りながら知識の習得が出来ています。

受験に当たりスケジュール管理が最も大切だと思います。今だけではなく先を見据えた計画が大事です。そうすれば今やっていることの意味が実感できるでしょう。私達はプロ家庭教師として、ただ勉強を教えるだけでなく、習慣付け、意識づけもしっかりアドバイスをしてやる気を引き出していくことに日々力を注いでいます。