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平成30年度センター試験出題(生物)

大問7問。第1~5問は必修、第6~7問はいずれか1問を選択。100点満点。試験時間60分。 文章選択問題増加。実験考察多く、リード文も長い。

 

第1問(配点18)生命現象と物質

A

問1

インスリン

・S-S結合(ジスルフィド結合)

問2

免疫に関与するタンパク質

・抗体…H鎖とL鎖の2つのポリペプチド鎖。

問3

酵素

・ペプシンの最適pH。

・活性部位・アロステリック部位。

B

問4

DNAとRNA

・複製と転写・真核生物。

問5

相補的結合

・シトシンとグアニンの比率。

問6

選択的スプライシング

・エキソンとイントロン。

 

第2問(配点18)生殖と発生

A

問1

両生類の胞胚の原基分布図

・側板・体節・脊索・内胚葉。

問2

実験考察の選択肢

・S層…D層の単層化と細胞移動に関わる。

・遺伝子A…D層の細胞をS層へ引き寄せることに関わる。

B

問3

実験考察の選択肢

・花粉管が通過する花柱の長さ…花粉管の誘引に関わる。

花粉管が花粉管誘引物質に向かう能力…花柱を通過する過程で得られる。

問4

被子植物の生殖

 

第3問(配点18)生物の環境応答

A

問1

シナプス

・アセチルコリン受容体…イオンチャネル。

問2

筋収縮

・単収縮・不完全収縮・完全収縮。

問3

骨格筋の収縮

・ATPの分解。

・ミオシンフィラメントにアクチンフィラメントが滑り込む。

・明帯の長さは短くなる。

B

問4

病原体

・アブシシン酸…乾燥で気孔を閉じる。

・ジベレリン…伸長促進。

・オーキシン・サイトカイニン…カルス状細胞塊を形成。

問5

感染葉の細菌数

 

第4問(配点18)生態と環境

A

問1

根粒菌

問2

純生産量の計算

・成長量=純生産ー(被食量+枯死量)。

問3

総生産量

・純生産=総生産ー呼吸。

B

問4

生物間の相互作用(カッコウとカラス)

・寄生と相利共生。

問5

生物多様性

・遺伝的多様性・生態系多様性・種多様性。

 

第5問(配点18)生物の進化と系統

A

問1

対立遺伝子の頻度

問2

ヘモグロビンβ鎖・分子時計

問3

突然変異

・自然選択・ハーディワインベルグの法則。

B

問4

実験考察の選択肢

・種Dは種Eよりも渓流の環境に適している。

・種Eは明るさに影響されない。

問5

植物の系統関係

問6

適応放散

・擬態・相同器官・自然選択。

 

第6問(配点10)遺伝子組換え実験

問1

遺伝子組換え技術

・制限酵素・DNAリガーゼ。

問2

寒天培地の考察

問3

大腸菌のコロニー

 

第7問(配点10)生物の生態と進化

問1

学名

・属名と種小名。

問2

縄張り

問3

マダラとシロエリの分布域

・異所的分布域と同所的分布域。